Column

故ホワード七歩子さんが残してくれたフラワーエッセンスコラム。素敵な言葉が盛りだくさんです。

 

 

 

 

 

フラワーエッセンスコラム…シンプルで、そして複雑

「あらゆるものは、私たちが考えるよりシンプルで、それと同時に想像もつかないほど複雑である」…これはゲーテの言葉。 バイオダイナミック農法(ルドルフ・シュタイナーの提唱した有機栽培の一種)のパンフレットの表紙に書かれていた …

いつでも木箱をのぞいてみて

小説や物語を読むとき、その中に出てくる料理のシーンにはいつもワクワクします。私自身は料理上手ではないのですが、素材や調理の仕方がていねいに書かれているとなぜかとても想像力を刺激されます。ロバート・B・パーカーのスペンサー …

わたしたちを導くいのち

不思議なもので、今振り返ると昨年秋にはこのことを確かに予期していたように思います。 今年、体調を崩して入院、しばらく仕事を休み療養しなくてはならなくなりました。 20年以上責任ある立場で働き続けてきて、仕事を自分の都合で …

魂に触れる光、マスタードの花

光あふれる時間がようやく長くなり、朝早起きするのが気持ちの良い季節になりました。 今住んでいる家を探すとき、その条件は、鳥が鳴くこと、近くに水の湧く場所があること、しずかで夜暗くなるところ、の三つでした。 この写真は、家 …

心の風向きが変わるとき…アスペンの守護のチカラ

アスペンの木が風をつかまえて鳴っています。和名がヤマナラシというのはこの木にピッタリです。 ザアァ、ザアァ~と、海鳴りならぬ、森鳴りといった風情で、私たちの意識もザアと一掃するようです。身体にまとわいつくような重いなにか …

春を待つ、切ない想いに包まれたときに

2月,3月と、女性のためのワークショップをbrisaで開催させていただきました。 女性とは本来どのような存在なのかを、生物的に、神秘的に、霊的に、掘り下げて再発見していく3回コースのワークショップです。参加者のみなさんと …

銀世界に包まれて気づかされたこと…ラーチ

友人が、あの大雪の日に新宿御苑まで行き撮った写真。 ヒマラヤ杉は雪のときにこそ存在感が増す!と、わざわざそのために出かけていったそう。 「ああっ。私も会いに行きたかった!」もちろん、その友人にではなく雪のヒマラヤ杉に(笑 …

樹木の天使に出会うとき

あなたは天使の存在を信じますか?…「Yes!」 では、天使と出会ったことはありますか?   一つ目の質問にイエス!と答える人はたくさん居ても、二つ目にイエス!と言える人はほんとにわずか、あるいはほとんどいないでしょう。 …

道端で、平和をいのる黄色いアグリモニーの花

バッチ博士のフラワー・エッセンスの中で、最初に発見された12ヒーラーズと呼ばれる12種の植物の一つ、アグリモニー。 だいたい50cmくらいに育ち、わりと人目につく場所に咲きます。日本でよく見かける、キンミズヒキの仲間です …

植物からの語りかけ

brisa libreriaで行っている講座「フラワーエッセンスの世界」は、二回ワンセットなので、みなさんがエッセンスを飲んでからどう変化したか、感じたかを、二回目の講座で分かち合えることが、いつもとても楽しみです。自分 …

小鳥の雨宿り

brisa libreriaさんのホームページがステキにリニューアルしたので、振り返ってみたら、フラワーエッセンスコラムを書き始めた3月から、これが15番目くらいのコラムでした。 それらの写真のほとんどは、タスマニアに住 …

緑の花のもつチカラ

ヴァインのエッセンスは、葡萄の花から作られます。あの美味しいフルーツのブドウやワインを生み出す葡萄の花は、ほとんど目立たないくらい小さいみどり色の存在です。 花は、植物にとって命を継ぐための重要な生殖器官ですから、本来は …

自己存在の見えない核

満開のスィートチェスナットの木。今年訪れたロンドン郊外のキューガーデンで。 何度もバイタリティあふれる花を見させてもらえ喜びひとしおでしたが、実際にこのエッセンスを飲むことになるとそういうわけにも行きません。自分ではたい …

ハートの奥の憧れを再び目覚めさせる野生のバラ

バッチ博士の38種の中で、晩年に作られたシリーズ「セカンド19」の一つワイルドローズ。 こんなにはかない美しさをグツグツ煮出してそのエッセンスを取り出すとは、なんだか抵抗を感じます。(煮出すのはボイリング・メソッドと呼ば …

レイラインの交点、グラストンベリーから見た景色

世界的に有名なイギリスのパワースポット、グラストンベリー。 パワースポットという呼び方自体はなんだかオモチャみたいですが、実際にその地に立つと、ほんとに様々なエネルギーラインが交差しているのが分かります。 この写真は、そ …

人生の深い暗闇から、光へ再誕するとき

ウェールズの旅で出会った木々、第三弾はスィートチェスナット。野生の栗の木。大きく育つ長寿の木。1000年を超えることもよくあるそうです。 バッチ博士がその生涯をかけて完成させたフラワーエッセンス38種の内、最後に作られた …

森の王 オークの並ぶ道

前回と同じくウェールズの南カマーゼン地方の公園で出会ったオークたち。人々に守られ大切に管理されている森は、そこを歩く私たちに対しても親しみ深いエネルギーで迎えてくれます。 この5~6本並ぶオークたちは、この森を案内してく …

アーサー王伝説の土地、イギリス、ウェールズから

36種の木々のオラクルカード、Tree Angel Oracleの著者フレッドさんに会いに、ウェールズに行っていました。アーサー王物語に登場する預言者マーリンの生まれた土地カマーゼン地方まで。公園といってもまるで森のよう …

雌花のみ使うウォーナット(オニグルミ)

~胎児を抱く母になる花のチカラ~ 諏訪の水源を訪れた5月に出会ったウォーナットの木。和名でオニグルミ。 何よりインパクトがあったのは、このクルミの木になまめかしく絡まりつくアケビの蔓(つる)とその魅力的な花。 柔らかく開 …

諏訪のロックウォーター(岩清水)エッセンス

~頑なな心をほぐしもっと自由に~ 少し暑いくらいの春の日差しの中、諏訪にある古代からの聖地である水源を訪れました。 こんこんと苔むした岩の下から湧き続けているお水の甘いこと優しいこと。バッチ博士が作ったフラワーエッセンス …

アッシリア・レリーフのマジックコーン

~自己受容の意識もたらす松ぼっくりが頻繁に登場~ ロンドンにある大英博物館に行くときにいつも訪れるのが、アッシリアやバビロニア、シュメール時代の考古品のあるコーナーです。何度いっても時間が止まり、記憶の底に何かがユラユラ …

日本人の魂にとりわけ縁深い樹木

~何代も引き継いだ負の連鎖を解き放たれるとき現れます~ これは何の花でしょう? これはウェールズで撮った写真ですが、この仲間の花が今、東京でも咲いています。うちの近所ではたくさん。この写真の花は、受粉が終わったあとの雌花 …

スターオブベツレヘムが示してくれたこと

~悲しみや痛み、孤独……滞った心を癒す道筋~ 5月はじゅんぐりといろんな花たちが咲き出して、身体とともに、心もゆっくりほころんでいきますね。そうして優しい気持ちになることは、同時に深い悲しみや痛みを癒す道を開きます。 今 …

ファイヤーメソッドによるフラワーエッセンス

~より輝きを持った自分へ 己の意思で到達~ フラワーエッセンスの作られ方は2パターン。1つは、朝汲みたての湧き水でいっぱいにしたガラスボールに、満開の花を摘んで浮かべて太陽の光を約3時間注ぎつづけるというサンメソッド。 …

希望の火を燃やす春分のシンボル「ゴース」

~ゴースが花咲くときは、口づけの季節 !?~ こんなに冷たい雪の中でもゴースの花は咲きつづけている。写真で見ると伝わるものがありますね! これはイギリスとウェールズの堺目あたりにあるヒーリングハーブス社(フラワーエッセン …