魂に触れる光、マスタードの花

光あふれる時間がようやく長くなり、朝早起きするのが気持ちの良い季節になりました。
今住んでいる家を探すとき、その条件は、鳥が鳴くこと、近くに水の湧く場所があること、しずかで夜暗くなるところ、の三つでした。
この写真は、家の近くの野川。川べりをずーっと黄色い菜の花が埋め尽くしています。
フラワーエッセンスでいうと、菜の花はマスタードの仲間になります。
いろんな黄色い花がありますが、マスタードの花の黄色はとくべつです。透き通るような、それでいて秘薬を幾重にも練りこんであるかのような、この花にしかない色調です。
食べるマスタードも大好きなので、この花のそばにいると、ピリとした辛みを想像してつばがわきます(笑)
そんなマスタードのエッセンスは、暗くウツウツした心をはらすだけでなく、その働きは魂を力づけると言われます。マスタードには硫黄が多く含まれていて、この硫黄のチカラは魂に触れるほど深く、私たちの内奥に光をもたらすのです。
憂鬱を払い、たしかな生命力と活力を取り戻せるように、私たちの存在の深みから活性化してくれます。
耕されたり、工事などにより土が掘り返されるとき、突然一斉にマスタード(菜の花たち)が咲くことがあり、農夫には嫌われてきた植物だそう。
私たちの心の土壌もまさに鋤きをいれられ新しく再生されるべきとき!
掘り返されることで、新しい植物がそこに生まれていくように、マスタードは、心の奥底の暗いパターンに光を差し込み、今生きている人生を、心から満たされたものにしていく機会を与えてくれるものです。
いろんな命を元気にする暖かな春の日差しのもと、マスタードのエッセンスを飲んでみませんか?
歓びが心に目覚めていくように!