アスペンの木が風をつかまえて鳴っています。
ザアァ、ザアァ~と、海鳴りならぬ、森鳴りといった風情で、
春を待つ、切ない想いに包まれたときに
2月,3月と、女性のためのワークショップをbrisaで開催させていただきました。
女性とは本来どのような存在なのかを、生物的に、神秘的に、霊的に、掘り下げて再発見していく3回コースのワークショップです。参加者のみなさんと様々な宿題やワークを交えて、分かち合っていきます。
今回は、最終回に、参加した美しい女性たちの写真を、スライドショーにしてプロジェクタで上映。
みなさんのお写真の間には花の写真や、イメージのつながる写真を入れました。(BGMは『She』映画「ノッティングヒルの恋人」で使われた曲です)
これも、そのうちの一枚です。オーストラリアのシュタイナー関連の本屋さんで購入したポストカード。暗くなった森の中で、少女はキラキラ輝く葉っぱか星かを集めています。季節は冬かもしれません。枝には葉がなく、フクロウがとまっています。遠くには十字架の丘も。誰か亡くなったのでしょうか?
少女に降り注ぐ光は、見ている者の心も優しさで温めます。誰かが、どこかで、私たちのことをこうして見守ってくれているのです。孤独で淋しい夜も、運命に見捨てられているかのように感じるときも。
もうすぐ春なのに、まだ肌をつらぬく寒さのあるこの時期は、心も縮こまりがちに。
心はなにかを求めているのに、それがなんだかわからないような、切ない気持ちになります。
そういう時は、フラワーエッセンスを試してみて下さい。エッセンスに使われている花の写真(フラワーカード)を眺め、気になるものを選びだし、その説明を読んで、一本にしぼり入手します。
毎日、朝夕そして夜に、6、7滴を口中に垂らして飲みます。暖かなお茶や、お水に垂らしても。途中で忘れる日があっても良いので、無くなるまでじっくり飲み続けるのがコツです。春に向けてきっと、私たちの心の中にも黄金の光が舞い降りてくるはず。スカートを広げてそれを受け止めましょう。
植物のやさしいチカラは、私たちをいつも、どんなときも癒してくれます。
このポストカードはGabrila de Carvalhoさんによるイラストです。
銀世界に包まれて気づかされたこと…ラーチ
友人が、あの大雪の日に新宿御苑まで行き撮った写真。
ヒマラヤ杉は雪のときにこそ存在感が増す!と、わざわざそのために出かけていったそう。
「ああっ。私も会いに行きたかった!」もちろん、その友人にではなく雪のヒマラヤ杉に(笑)
自宅のソテツやオリーブの木は、元が雪国育ちではないので、すっかり雪の重みにやられていて、ソテツが伸びやかに椰子のような葉を広げているのは、晴れの日には涼し気で良かったけれど、大雪には逆効果。山盛りの雪を抱えて、鉢ごと倒れそうになっていました。
クリスマスローズの下向きの花や、小さいシクラメンは、雪のあともしっかり花を保っています。
恥ずかしがり屋で、控え目なのだとばかり思っていましたが、実はこのような季節に咲くための、たくましさでもあったのかと尊敬してしまいました。
でしゃばらず、謙虚な振る舞いだからといって、その女性が弱々しいと思ったら大間違い。
外側のジェスチャーは、単純に見えたままを物語っているわけではないのですよね。
これは、人も植物も同じこと。
バッチ博士の38種のエッセンス中、とくに雪に強いのはラーチ(カラマツ)です。ヨーロッパの高山にも生息するラーチのあのしなやかな枝は、雪崩で押しつぶされたあと、バサッと復活するためなのだと教えられました。そうした緊急事態のとき以外では、だらりとうなだれるラーチの枝ぶりは、まさにこのエッセンスの対応する心のパターン…自信のなさや劣等感…を表しているかのようです。
うまくいかないに違いない、と自分を信じることができずに、チャレンジできなくなっているようなときは、ぜひラーチのエッセンスを試してみてください。
人も植物も、見かけとは違う大きな底力を秘めているものですから!
樹木の天使に出会うとき
あなたは天使の存在を信じますか?…「Yes!」
道端で、平和をいのる黄色いアグリモニーの花